丹後大仏 (Tango Daibutsu)
丹後大仏(たんごだいぶつ)は、京都府与謝郡伊根町本坂にある大仏である。
現在の大仏(石造)は二代目で、初代は青銅製だった。
特徴
大きさは2.2m弱(大仏のみ)。
人のほうが大きく見えるため、1.5mほどだと言う説もある。
座像である。
開眼の由来
(解説板より抜粋)
流行性感冒(インフルエンザ)で亡くなった、42人のシルク工場従業員の慰霊のため。
所在地
京都府与謝郡伊根町本坂
初代丹後大仏
青銅製の大仏で、高さは現在のものとあまり変わらなかったと思われる(初代大仏の画像などが存在しないため、詳細は不明)。
1917年(大正7年):流行性感冒のため、東京慰安旅行に向かった従業員42人が死亡。
1917年~1920年頃(大正7年~10年頃):与謝郡伊根町本坂に、工場長自ら大仏を建造(資料が一切なく、この辺りの年代はかなり曖昧である)
1944年(昭和19年)頃:金属製であったことが災いし解体される。
戦争で使う銃弾となったと思われる。
2代目丹後大仏
1945年(昭和20年):初代丹後大仏と同じ場所に建造される。
以後現在までずっと存在し続けている。
交通アクセス
公共交通機関がないため、車で向かうしかない。