円行 (Engyo)

円行(えんぎょう、延暦18年(799年) - 仁寿2年3月6日 (旧暦)(852年3月29日))は、平安時代の真言宗の僧。
出身は京都。
入唐八家(最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・円珍・宗叡)の一人。

初め元興寺歳栄に師事して華厳宗の僧として得度・受戒した。
823年(弘仁14年)空海から金剛界・胎蔵界両部の大法を受け、また杲隣(ごうりん)から灌頂を受けた。
実恵の推挙により入唐請益僧(にっとうしょうやくそう)となり、838年(承和 (日本)5年)円仁・円載・常暁らと唐に渡った。
青龍寺義真から法を受けた。
翌839年(承和6年)に帰国し「請来目録」を奉った。
その後勅命により山城国霊巌寺を開創し、また天王寺の初代別当に任じられた。
播磨国太山寺の開祖とも伝えられる。

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