勝林院 (Shorin-in Temple)
勝林院(しょうりんいん)は、京都市左京区大原三千院の北にある天台宗の寺院。
山号は魚山。
本尊は阿弥陀如来。
法然上人二十五霊跡第21番札所。
歴史
この寺は、835年(承和 (日本)2年)円仁によって開かれたと伝えられ、1013年(長和2年)寂源によって中興されたと伝えられる。
古くから来迎院 (京都市左京区)(左京区大原来迎院町)とともに天台声明の道場であった。
1186年(文治2年)には顕真と法然との宗論(いわゆる大原問答)がこの寺で行われた。
江戸時代には4坊(理覚坊・実光坊・法泉坊・普暁坊)があったが、現在は宝泉院・実光院の2院が残る。
文化財
重要文化財
石造宝篋印塔
梵鐘
所在地
京都府京都市左京区大原勝林院町1187