松本明慶 (MATSUMOTO Myokei)
松本明慶（まつもと みょうけい, 1945年(昭和20年) -）は、現代日本の仏師であり、慶派に属するとされる。
京都市生まれ。
経歴
1962年(昭和37年)に、京仏師の野崎宗慶のもとに弟子入り。
1980年(昭和55年)、京都仏像彫刻展で、京都市長賞を受賞する。
1985年(昭和60年)、京都仏像彫刻展で、京都府知事賞を受賞する。
1988年(昭和63年)、パリのギメ東洋美術館の仏像100体を修理する。
1991年(平成3年)、大仏師の称号を受ける。
その工房は、松本工房という名称で、京都市西京区大原野の、善峰寺や十輪寺 (京都市)の近辺にある。
京都仏像彫刻家協会会長。
2006年(平成18年)6月18日、京都市上京区に松本明慶佛像彫刻美術館が開館する。
同年9月には、日本放送協会制作の『にんげんドキュメント』で「大仏に挑む 平成の仏師・技と心」として、その工房の製作活動が放送された。