浄住寺 (Joju-ji Temple)
浄住寺(じょうじゅうじ)は、京都市西京区にある黄檗宗の寺院。
山号は葉室山。
本尊は如意輪観音。
由緒
この寺は、1261年(弘長元年)公卿葉室定嗣が開基となり、奈良西大寺 (奈良市)の叡尊を開基として創建されたと伝えられる。
鎌倉将軍の帰依を得て隆盛したが、鎌倉時代末期の戦乱により南朝 (日本)側に焼かれ衰えた。
1689年(元禄2年)葉室頼孝の開基、黄檗宗の僧鉄牛道機を中興開山として再興され、黄檗宗の寺院となった。
文化財
京都市指定文化財
本堂・位牌堂・開山堂附厨子・寿塔附小塔
紙本著色密雲円悟像
紙本著色費隠通容像
紙本著色隠元隆像
紙本著色木庵性像
紙本著色鉄牛道機像