浮御堂 (Ukimi-do)

浮御堂(うきみどう)は、滋賀県大津市堅田、琵琶湖畔の臨済宗大徳寺派海門山満月寺にある、湖上に突き出た仏堂。

伝によれば、恵心僧都が比叡山横川から琵琶湖をながめると、毎夜、その光明の赫々(かくかく)たるを怪しみ、網でこれを掬(すく)いとらせた。
すると、それは1寸8分の黄金の阿弥陀仏像であった。
よって魚類殺生供養のために阿弥陀仏像1体を造り、その体内にこれをおさめた。
1000体の阿弥陀仏像をも奉安し、浮御堂を創建したという。

荒廃したときもあったが、桜町天皇は禁中の能舞台をたまわり、これを再興した。

「堅田の落雁」は近江八景のひとつである。
また松尾芭蕉も訪れた。

拝観情報

アクセス

西日本旅客鉄道湖西線「堅田駅」よりバス堅田出町バス停下車7分

湖西道路真野インターチェンジより車10分

名神高速道路瀬田東インターチェンジより車40分 (駐車場:30台)

拝観料
300円
開門時間
800~1700

[English Translation]