相輪 (Sorin (metal pinnacle on the top of a pagoda))
相輪(そうりん)とは、五重塔などの屋根から天に向かって突き出た金属製の部分の総称。
上から順に
宝珠:仏舎利(釈迦の骨)が納められる。
竜車:高貴な者の乗り物
水煙:火炎のデザインだが火事を避けるため水煙とされている。
九輪(宝輪):五智如来と四菩薩を表す。
受花(請花):飾り台。
伏鉢:鉢を伏せた形をした盛り土形の墓、ストゥーパ形。
露盤:伏鉢の土台。
宝珠は仏舎利が納められるため、最も重要とされる。
なお、中心を貫く棒は「擦」(または「刹管」)と呼ばれる。