龍吟庵 (Ryoginan)

龍吟庵(りょうぎんあん)は京都府京都市東山区にある臨済宗東福寺派の寺院で東福寺の塔頭。
本坊庫裏の背後、偃月橋を渡ったところの山裾の平坦地に位置する。
(毎年11月に一般公開)

歴史

建暦2年(1212年) 信濃国にて無関普門(仏心大明国師)が誕生する。

上京して東福寺開山円爾(聖一国師)のもとに参禅する。

建長3年(1251年) 無関普門が入宋する。

弘長2年(1262年) 無関普門が宋より帰国する。

弘安4年(1262年) 無関普門が一条実経の招きに応じて東福寺第三世住持となる。

正応4年(1291年) 無関普門により創建される。

正応4年(1291年) 12月12日、龍吟庵にて無関普門が死去する。

建造物

方丈(附 玄関)-応仁の乱以前にさかのぼる室町時代初期に建造された現存最古の方丈建築。
入母屋造、杮(こけら)葺

庫裏
表門

庭園

龍吟庭
不離の庭

文化財

国宝
方丈
重要文化財
庫裏
表門
木造大明国師坐像(附 像内納入品)
銅無関禅師骨蔵器(東京国立博物館寄託)
石櫃(附 銅骨蔵器、錫外筒、石櫃、金銅経筒、須恵器合子)(石櫃以外は東京国立博物館寄託)

所在地

京都市東山区本町15丁目812

交通アクセス

京阪本線「鳥羽街道駅」もしくは「東福寺駅」下車、徒歩
JR奈良線「東福寺駅」下車、徒歩

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