三帖和讃 (Sanjo-wasan (Three Books of Buddhist Hymns written in Japanese))
三帖和讃(さんじょうわさん)とは、親鸞の著作である浄土和讃、高僧和讃、正像末和讃の総称である。
浄土和讃(118首)、高僧和讃は(119首)は宝治2年(1248年)頃の作、正像末和讃(116首)は正嘉1年(1257年)頃の創作とされる。
その後も加筆、書写が数多くなされたが、後に蓮如によって正信念仏偈とともに三帖和讃が開版され、門徒の朝夕の勤行に用いられるようになった。
『親鸞和讃集』(名畑応順校注で岩波文庫、のちワイド版も出た)