定昭 (Josho)

定昭(じょうしょう、906年 - 983年)は、平安時代中期の真言宗の僧。
父は左大臣藤原師尹。
定照とも書き、嵯峨僧都・一乗院僧都とも称される。

興福寺の忍斅(にんこう)に法相宗を学び、寛空に灌頂を受けて大覚寺別当に任じられた。
966年(康保3年)に権律師、979年(天元 (日本)2年)には大僧都に昇任している。
また、東寺長者・興福寺別当・金剛峯寺座主を歴任し、興福寺一乗院を創建した。
晩年は「法華経」読誦に専念した。

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