楊谷寺 (Yokoku-ji Temple)
楊谷寺(ようこくじ)は京都府長岡京市にある西山浄土宗の寺院。
独鈷水(おこうずい)の寺として、また近年はアジサイの寺としても知られている。
通称柳谷観音(やなぎだにかんのん、楊はヤナギ)。
縁日(命日)は毎月17日。
概要
寺伝では清水寺の開祖延鎮が806年に開山。
延鎮が夢のお告げによりこの地に十一面千手千眼観世音菩薩像を発見し堂を建て安置したのが始まりとされる。
その後延鎮が清水寺に帰った後に空海が度々、ここで修行をした。
その際に猿が瞑れた目をここの湧き水で洗っていたのを見た空海が眼病に効く独鈷水として広めた。
文化財
木造十一面千手観音立像(府指定重要文化財) - 毎月17,18日にご開帳
アクセス
阪急電鉄京都本線長岡天神駅よりタクシーで13分またはバスで奥海印寺下車後徒歩30分
西日本旅客鉄道東海道本線(JR京都線)長岡京駅よりタクシーで20分またはバスで奥海印寺下車後徒歩30分
17日の縁日(命日)のみ 阪急電鉄京都本線大山崎駅より楊谷寺門前まで臨時バスの便あり。
(詳しくは楊谷寺へ要確認)
車 京都府道・大阪府道79号伏見柳谷高槻線 (長岡京市側、島本町側ともに一部離合困難箇所があるので要注意) 駐車場完備