規庵祖円 (Kian Soen)
規庵祖円(きあん そえん、弘長元年1月8日 (旧暦)(1261年2月8日) - 正和2年4月2日 (旧暦)(1313年4月28日))は、鎌倉時代後期の臨済宗の僧。
信濃国の出身。
諡号は南院国師。
鎌倉の浄妙寺で出家し、その後は建長寺の無学祖元、東福寺の無関普門、興国寺の心地覚心などのもとで参禅した。
1292年(正応5年)無関普門のあとを受けて南禅寺2世となって、無学祖元の法を継いだ。
南禅寺の諸堂宇を建立・整備し、勅諡として南院国師の号を賜った。