貞崇 (Josu)
貞崇(じょうすう(ていすう)、貞観_(日本)8年(866年) - 天慶7年7月23日 (旧暦)(944年8月19日))は、平安時代中期の真言宗の僧。
俗姓は三善氏。
京都の出身。
真言院僧都・鳥栖寺僧都とも称される。
幼くして貞観寺恵宿の室に入り、902年(延喜2年)醍醐寺聖宝から伝法灌頂をうけた。
一時期金峰山(きんぶさん)に篭ったこともあったが、927年(延長 (元号)5年)醍醐天皇の護持僧となってから、938年(天慶元年)に法華三昧堂を建立するなど醍醐寺における真言教団の成立に大きく貢献した。
なお、東寺長者・醍醐寺座主・金剛峰寺座主などを歴任している。