超然 (Chonen)
超然(ちょうねん、寛政4年12月23日 (旧暦)(1793年2月3日) - 慶応4年2月29日 (旧暦)(1868年3月22日))は、江戸時代後期の浄土真宗の僧。
父は近江国円照寺の僧大涛。
号は虞淵。
諡は高尚院。
1808年(文化 (元号)5年)本寺にあたる西本願寺で得度。
1821年(文政4年)本願寺学林の義諦と雲幢との対論を調停し、また三業惑乱後の宗論の混乱を収束させた。
嘉永年間(1848年-1854年)には本願寺広如の命により、「真宗法要典拠」を著している。
幕末期には尊王論を主張し、頼三樹三郎や周防国妙円寺の月性らと交流した。
1917年(大正6年)勧学が追贈されている。