愛宕信仰 (Atago-shinko Faith)
愛宕信仰(あたごしんこう)とは、京都市の愛宕山 (京都市)山頂に鎮座する愛宕神社 (京都市)から発祥した、火防の神に対する神道の信仰である。
愛宕山の愛宕神社は、古くから修験道の道場となり、愛宕山に集まった修験者によって江戸時代中頃から愛宕信仰が日本全国に広められた。
中世後期以降、愛宕の神は火伏せに霊験のある神として広く信仰されるようになった。
日本全国で「愛宕」を社名につける神社は43都道府県に約1000社ある。
特に東北地方に多く分布する。
愛宕の神は神仏習合時代には地蔵菩薩を本地仏とした。
現在でも、愛宕の縁日は地蔵と同じ毎月24日である。
現在では火産霊命(カグツチ)が祭神とされる。
勝軍地蔵を本地仏としたことから、火伏せの神としてだけでなく武神としての信仰もあった。
民間では、各地に「愛宕講」と呼ばれる講が組織された。
「千日詣」と称し、8月1日に参拝すると千日参拝したのと同じ御利益があるとされる。
愛宕神社 (京都市)(京都市右京区) -- 総本社
愛宕神社 (湯沢市)(秋田県湯沢市)
愛宕神社 (天童市)(山形県天童市)
愛宕神社 (仙台市)(仙台市太白区)
愛宕花園神社(福島県いわき市)
愛宕神社 (伊勢崎市)(群馬県伊勢崎市)
愛宕神社 (東京都港区)(東京都港区 (東京都))
愛宕神社 (東京都練馬区)(東京都練馬区)
愛宕神社 (白井市)(千葉県白井市)
愛宕神社 (亀岡市)(京都府亀岡市)—元愛宕
愛宕神社 (福岡市)(福岡市西区 (福岡市))
愛宕神社 (水戸市)(茨城県水戸市)