阿直岐 (Achiki)
阿直岐(あちき)は、『日本書紀』『古事記』に記載のある、百済から日本に派遣された使者、学者で帰化人。
阿自岐神社の祭神であり、子孫が始祖を祀ったとも考えられている。
また彼は同時代の人物の阿知使主と同一人物だったのではないかとも言われている。
『古事記』では照古王(近肖古王)からの貢物として雄馬雌馬各1、横刀と大鏡を応神天皇(誉田別命)へ奉り、漢学を伝えた。
『日本書紀』では、良馬二匹を貢ぎ、王仁の存在を教え284年(応神天皇15年8月6日)、応神天皇により、菟道稚郎子の師となる。