楽々荘 (Rakuraku-so Hotel)

楽々荘（らくらくそう）は京都府亀岡市にある旧田中源太郎邸を使用したホテル。
明治32年（1899年）建築の洋館と七代目小川治兵衛作庭の日本庭園が有名。

概要
明治30年代、京都鉄道会社（現在の山陰本線）の創設者で貴族院議員である田中源太郎が自らの生家を改築したものである。

煉瓦造りの洋館は明治32年に本邸として、書院造りの和館は迎賓館として建設。
洋館と和館の前に広がる650坪の枯池泉回遊式庭園は七代目小川治兵衛（植治）の作庭で、安土桃山時代の石燈籠や鉄製井筒などが亀山城から移設されている。

昭和23年から「保津川観光ホテル楽々荘」の施設になり、現在は洋館2階は客室、1階はカフェレストラン、庭園はガーデンカフェ、ウェディングに使用されている。
夜間はライトアップされる。

建築概要

竣工 - 明治30年代後半
施工期間 - 約5年
構造
洋館 - 木造、地上2階建、煉瓦積
和館 - 木造、平屋、書院造
所在地 - 京都府亀岡市北町44番地
備考 - 洋館、和館、玄関の3棟が国登録有形文化財（1997年登録）

交通アクセス
JR嵯峨野線亀岡駅徒歩7分

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