中河御厨 (Nakagawa-no-mikuriya Manor)
中河御厨(なかがわのみくりや)は、平安時代~安土桃山時代にかけて美濃国にあった荘園。
伊勢神宮領。
中河御厨とも。
所在
美濃国安八郡。
現在の岐阜県大垣市中川町付近。
規模
鎌倉時代初期に356町。
起源
不明。
領主
本家
伊勢神宮→北条氏得宗→伊勢神宮
領家
月輪尹賢→万里小路時房ら
終焉
南北朝~室町時代に小笠原氏が地頭になって勢力を拡大するが、いちおう戦国時代 (日本)まで神領として機能していた。
備考
12世紀中頃に美濃国内神領輸物の済所になった。
神税は内宮に米50石と絹20疋、外宮に米25石と絹10疋。