京都広河原スキー場 (Kyoto Hirogawara Ski Resort)
京都広河原スキー場(きょうとひろがわらスキーじょう)は、京都市左京区広河原尾花町に位置する京都市内の唯一のスキー場である。
広河原は、京都市街地から車で約90分ほどのところに位置し、京都市内ではあるが、丹波高地であることから、豪雪地帯となっている。
経営難から、2000年~2002年シーズンの間閉場していたが、出資者を募り、2003年シーズン(2002年12月)から営業を再開した。
手軽に滑れる足慣らし的なスキー場で、知名度が低く、穴場であることから、休日であってもゲレンデは空いている。
また、平日(及び土曜)のナイター営業時間が夜23時までであることから、平日は、仕事帰りの利用者が多い。
2007年-2008年シーズンの営業は積雪がなくなった為、2008年3月23日で終了した。
ゲレンデ構成
広河原スキー場は、リフト一基とコース二本で構成された小規模なスキー場である。
スキーコースは、山頂コース(平均斜度15°全長450m)と中間コース(13°全長250m)で構成されており、山頂コースと中間コースは、連続して滑走することが可能である。
山頂コースは、林間コースとなっており、山の斜面を蛇行するようにコースが造られている。
このため、コース幅が狭く、すり鉢状になっている場所も存在する。
一方、中間コースは山頂コースに比べて、直線状で、幅が広く、斜度もないことから、滑りやすい構成となっている。
また、全面スノーボードの滑走が可能で、スケートやキッカーなどが設置されている。
施設
ペアリフト 一基
レストハウス(食堂)
京都市内にある名店のシュウマイと水餃子が提供されている。
レンタルハウス
更衣室
駐車場
料金
入場料(大人1,000円、子供半額)が必要である(2008年2月現在)。
リフト券
一日券(午後五時まで、午後五時以降はナイター券を別途購入のこと)が2,500円(土日祝は、3,000円)
ナイター券(午後五時以降終了まで) 2,500円
また、時期や曜日によりリフト券及び入場券の割引(ただし「女性限定」など制限がある)もあるので公式ページを確認願いたい。
交通
公共交通機関
京阪電気鉄道京阪鴨東線出町柳駅より、京都バス 花脊線(32系統)にて約110分(片道運賃1050円)。
上記のバスは京都市営地下鉄京都市営地下鉄烏丸線北大路駅、叡山電鉄鞍馬線鞍馬駅からも乗車可能
一日四往復しかない(さらに出町柳駅前1750発の広河原行きではその日バスで出町柳に戻ることができない)ため注意が必要である(2008年4月現在)
なお、広河原から出町柳駅前行きのバス最終発車時刻は1700。
自動車
京都府道38号京都広河原美山線の佐々里峠前にあり、そのアプローチは、高雄から国道162号・国道477号を経由して、府道38号に入るルートと、鞍馬から府道38号(途中国道477号と共用)に入るルートがある。
どちらのルートであっても、スタッドレスタイヤ、チェーンは必須である。