仁寿殿 (Jijuden Hall (Palace Archive Hall))

仁寿殿(じじゅうでん・じんじゅでん)とは、平安京の内裏における殿舎のひとつ。

内裏のほぼ中央にあり、紫宸殿の北、承香殿の南、清涼殿の東に位置する。

平安時代初期に、天皇の日常生活の居所として使用された。
そのため仁寿殿にも天皇が毎朝、伊勢神宮などを遙拝する石灰の壇(いしばいのだん)があった。

天皇の住まいが清涼殿へ移ってからは、相撲節会、内宴、元服の儀式など各種行事を行う場所になった。

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