多岐荘 (Toki-no-sho Manor)

多芸荘(たきのしょう)は、平安時代または鎌倉時代~室町時代にかけて美濃国にあった荘園。
皇室領。
多岐荘・多記荘とも。

所在

美濃国多芸郡。
現在の岐阜県養老町北部と大垣市の一部。

規模

貞観 (日本)14年(872年)に140町。
ただし、後世と同じ多芸荘かどうかは不明。

起源

不明。

領主

貞観寺→鎌倉幕府(源頼朝→纐纈盛安(半領統治))→皇室(八条女院→後宇多天皇ら)

終焉

室町時代には土岐氏・明智氏・佐々木氏・島田氏らか地頭となって勢力を増し、15世紀末に斎藤氏が地頭になる頃には接収された。

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