宇治市植物公園 (Uji City Botanical Gardens)
宇治市植物公園(うじししょくぶつこうえん)は、京都府宇治市にある植物園。
面積10ヘクタールの敷地に約1450種類、約3200本の植物が植えられている。
山野草展、木の実展、春蘭展など、植物に関するさまざまな展示会を年間25回展示開催している。
開園時間
午前900から午後500(入園は午前900から午後400まで)
※2008年4月現在
休園日
毎週月曜日(但し、その日が祝日の場合は翌日)
12月28日 - 1月4日
※2008年4月現在
料金
大人(高校生以上)500円
小人(小・中学生)250円
幼児 無料
30人以上の場合割引あり。
※2008年4月現在
園内植物
フィールド植物800種
高木100種、2400本
中低木90種、800本
寄植低木30種、3800㎡
生垣70種、400m
地被植物100種、3700㎡
花壇70種、1800㎡
バラ24種、200㎡
ハーブ140種、800㎡
水生植物、210種
芝生、25,300㎡
温室植物650種
高木、43種
低木・下草、287種
花卉(かき)、320種
※数値は2008年4月現在
修景池
洪水調整池を利用し、カキツバタ、キショウブ、ミソハギ等を植栽して夏季には彩り豊かな水辺景観が見られる。
花壇・花木園
園沿いに四季おりおりに咲き誇る草花を配置し、早春から夏にはウメ、サトザクラ、バラ、サルスベリなどの花が見られ、花爛漫の景が見られる。
棚 田
日本古来の棚田の景観を昇華させ、ヒガンバナ、スイセン等で彩り、壇上の花園が見られる。
壁泉・カナール・花の広場
壁泉から花と水のタペストリーに至る水の流れ(カナール)の両サイドに針葉樹林と花壇が展開し、花の広場に至る。
花の広場では、池・滝・タペストリーを一体化させ、池上にはステージを設け、コンサートなどのイベントも開催される。
花と水のタペストリー
本公園を代表する施設で、宇治市に因んだテーマやキャラクターなどの絵柄を草花で描く。
幅62m、高さ18mの雛壇(46段)に、3675基のプランターを並べ、季節に合った植物で演出がなされている。
ハーブ園
薬、料理の味付け、保存、防虫、芳香等に使われ、暮らしの中に取り入れられてきたハーブを140種収集展示してある。
宇治市の宝木
宇治で選抜された茶の3原木を展示している。
アカマツ林
カマツガ、ウメモドキ等の低木や、クマザサ等の地被植物を加え、趣のあるアカマツ林を創出している。
園沿いには、日本各地の野生菊を収集展示している。
コナラ林
コナラ、クヌギ等による雑木林の景観を基調として、ユスラウメ、ツリバナ、キキョウ等を加え、野趣に富む景観を創出している。
モミジ林
モミジ類の他、マユミ、ムラサキシキブ、マンリョウ等により、「秋の錦の景」を創出している。
池端に茶亭を設け、茶花を配し落ちついた日本的な風情を演出している。
源氏物語関連植物
宇治十帖に因み、源氏物語にみられる植物を円沿いに植栽し、歌碑等も添えて情景がイメージできる空間を創出している。
姉妹都市からの植物
スリランカ・ヌワラエリア市/ カリッサ他6種
中華人民共和国・咸陽市/トウアジサイ・ノサイカチ他3種
カナダ・カムループス市/ポンデローサマツ他5種
※数値と展示内容は2008年4月現在
アクセス
宇治駅 (JR西日本)、京阪宇治駅 (京阪)、近畿日本鉄道大久保駅 (京都府)からバスで約10分、植物公園下車。
園内施設
駐車場 普通車400円、大型車1500円(11人乗り以上)
普通車200台
大型バス3台
身障者用車両4台
駐車場横にレストラン・売店あり。
(面積約1,361㎡)
※2008年4月現在
周辺情報
平等院
宇治上神社
宇治市
宇治橋
京都府立山城総合運動公園
宇治市源氏物語ミュージアム
天ヶ瀬ダム