宇治橋断碑 (Ujibashi Danpi Monument)

宇治橋断碑(うじばしだんぴ)は、京都府宇治市橋寺放生院にある宇治橋架橋の由来を記した石碑。
日本最古の刻石文である。
646年(大化2年)に建てられた。
いつしか河川に転落したが、江戸時代の寛政年間(1789年~1801年)橋寺放生院の溝のなかから掘り出された。
その首部三分の一のみが伝わる。
尾張国の人 中村維禎が『帝王編年紀』に載せた全文によって古法帖の文字をつらねてこれを補刻した。
橋寺の庭に建て、裏面に由来を記した。
刻文は名筆であるとされる。

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