西山塚古墳 (Nishiyamazuka Tumulus)
西山塚古墳(にしやまづかこふん)とは、奈良県天理市にある前方後円墳である。
概要
全長114メートル、前方部幅70メートル高さ8メートル、後円部径65メートル高さ13メートル。
円筒埴輪が発掘されており、その形式から、この地域の古墳としては異例の5世紀後半の築造が推測される。
延喜式に記されている継体天皇妃手白香皇女の衾田墓は西殿塚古墳ではなく、この古墳だという説がある。
その証拠としては、埴輪が継体天皇の真陵と言われる今城塚古墳と同じく、高槻市の新池遺跡で焼かれていることが挙げられる。