きぬかつぎ (Kinukatsugi (cooked satoimo taro potatoes))
きぬかつぎは、サトイモの小芋を皮のまま蒸し、その皮を剥いて食べる料理。
サトイモの皮のついた様子を、平安時代の女性の衣装・衣被ぎ(きぬかづき)になぞらえて名付けたものである。
由来からきぬかづきとも呼ばれたり、「絹かつぎ」と表記される場合もある。
また、石川早生という品種のサトイモの、特に秋口にのみ出回る子芋もきぬかつぎと呼ばれている。
調理法
子芋を皮ごと蒸す、または茹でたものを、塩や味噌などの調味料で味をつけて食する。
皮は除いて食べられるが、剥き方のひとつに皮の内側に包丁を入れてぐるりと切れ込みを入れた後、中身を押し出して食べる方法が良く知られる。