へのへのもへじ (Henohenomoheji (へのへのもへじ))
へのへのもへじ は、これら7つの平仮名のみを使い人の顔を模した図柄を描く文字遊び(文字絵)である。
「へへののもへじ」とも言う。
いつごろ考えられたのかは定かではないが、現在の顔文字の始祖的なものである。
最初と2番目の「へ」が両の眉を、2つの「の」が両目を、「も」が鼻を、3番目の「へ」が口を、「じ」が顔の輪郭をそれぞれ表している。
漫画、とくにギャグ漫画においては、ステレオタイプで典型的なかかしの顔としてしばしば用いられる。
同様の文字の組み合わせとして「へのへのもへの」、「へめへめくつじ」、「へめへめしこじ」、「へねへねしこし」「しにしにしにん」(1, 2のしは横に、んはケツあご風に)になどがある。
また、「つるニハ○○ムし」(つるにはまるまるむし)というものもあり、「つ」が禿頭、「る」が耳、「ニ」が額のしわ、「ハ」が両眉毛、「○○」が両目、「ム」が鼻、「し」が顔の輪郭をそれぞれ表し(口はない)、全体で老人の顔になる。
また「二」を「三」に変えて「つる三は○○むし」とも。