一澤信三郎帆布 (Ichizawa Shinzaburo Hanpu)
株式会社一澤信三郎帆布(かぶしきがいしゃいちざわしんざぶろうはんぷ)とは、京都市東山区にある布製かばんのメーカーである。
通称 「しんざぶ」。
2006年、一澤帆布工業(一澤帆布店)から全ての職人と従業員が独立して創設した。
2008年3月、旧店舗(古門前北 東大路通東側)から、現所在地へ店舗を移転。
製造・販売する商品
帆布(はんぷ)と呼ばれる綿および麻製の厚布で作られているカバンが主力商品である。
実用性の高いデザイン、豊富な色、抜群の耐久性などの特色がある。
一澤帆布時代にはブランド品として若者に人気を集め、写真、登山、地質調査などの機材運搬用のかばんとしても根強い支持を受けてきた。
信三郎帆布では主に、2つのブランドを扱う。
信三郎帆布
一澤帆布時代の伝統を受け継ぐ、無地帆布の帆布袋。
定番の手提げやランドセル型リュックサック、ショルダーバッグなどがある。
従来の無地帆布に加えて、空色や桜色、若草色などの色も加わっている。
信三郎カバン(布へんに包と書く当て字)
本麻や柄帆布を使った、これまでにないライン。
更紗模様や「鉄腕アトム」の図柄などをあしらっている。
店舗情報
同社の商品は、京都市東山区東大路通古門前北の店舗でのみ購入出来る。
現在、通信販売はしていない。
破損した場合は、修繕も行っている。
営業日時:
月曜から土曜・祝日は、午前9時より午後6時まで。
日曜は、定休(祝日と重なるときも休業)。
ただし、夏期休業・冬期休業・臨時休業あり。
交通案内:
JR京都駅から市バスD2乗り場 206番バス 「知恩院前」下車、徒歩すぐ。
京都市営地下鉄東西線東山駅より、徒歩約5分。
京阪三条駅・京阪四条駅より、ともに徒歩約10分。
阪急河原町駅より、徒歩約15分。
一澤帆布工業(一澤帆布店)から独立した経緯