春日若宮おん祭 (Kasuga Wakamiya Onmatsuri (Kasuga Shrine Festival))

春日若宮おん祭（かすがわかみやおんまつり）は、奈良県奈良市の春日大社の摂社若宮で行われる祭礼である。
「春日若宮おん祭の神事芸能」は重要無形民俗文化財に指定されている。
社伝神楽や東遊、田楽や細男が行われる。
三方楽所南都方の伝統を受け継ぐ「南都楽所」による舞楽が行われる。
「大和一国を挙げて盛大に執り行われた。
八百六十有余年にわたり途切れることなく開催されている。

由緒
1135年（保延元年）藤原忠通によって若宮の社殿が改築された。
その翌年から行われているという。

概要
若宮をお迎えする「遷幸の儀」から若宮をお還しする「還幸の儀」までの祭祀は24時間で執り行われる。
12月17日午前零時から始り、12月18日の午前零時になる前に御帰りになる。
この間「遷幸の儀」「還幸の儀」ともに一切の照明および写真・ビデオの撮影は禁止されている。