洗い (Arai (slices of fish washed in cold water))
洗い(洗膾、洗魚 あらい)は刺身の一種である。
さく切りした魚を薄いそぎぎりや糸作り、はね作りにし、冷水(氷水)に潜らせ身を引き締めて食べさせる調理法である。
身を引きしめて歯切れのよい弾力性が出るとともに、脂分が抜けさっぱりと食べることができる。
夏向きの料理である。
見た目の涼しさや独特の食味を保つため、氷鉢に入れて供される事が多い。
酢味噌、梅醤油、山葵醤油で食べる。
コイ(鯉)やカニ(蟹)、スズキ (魚)食材(鱸)など鮮度のよい白身の魚を用いる。
特に鯉の場合、必ず生きている鯉の頭を叩いて気絶させてから調理する。
鯉は身が硬いので、まず50 ℃程度の温湯に1分程度つけてから冷水に潜らすとよいとされる。