茎茶 (Kuki-cha (Twig Tea))
茎茶(くきちゃ、英語: もしくは)は、日本の緑茶の一種。
棒茶(ぼうちゃ)とも呼ばれる。
チャノキ (Camellia sinensis) から採れる茶の若枝、茶葉の柄、新芽の茎を混ぜて作られる。
煎茶や抹茶を製造する過程で取り除かれた茎を回収することで茎茶を製造する場合もある。
また玉露などから茎茶が採れる事もある。
そのような高級な茎茶のことを特に雁ヶ音(かりがね)、白折(しらおれ)と呼ぶ。
なお、茎茶を焙煎して、ほうじ茶が作られる場合もある。
香ばしくクリーミーで、まろやかな味わいを持つ。
70℃から80℃(華氏155度から180度)の湯で3分間浸出すると良いとされる。
抽出時間を長くとりすぎたり、湯の温度が高すぎたりすると、味が悪くなる(これはある程度どの緑茶でも共通している)。
またマクロビオティックにも使用され、ジュースに混ぜて用いられることもある。