あなご飯 (Anagomeshi)

あなご飯(あなごめし)とは広島県の瀬戸内地域の郷土料理である。

概要

本来は、瀬戸内の漁師料理が発祥とされる。

マアナゴの旬は1月中旬と夏。
特に1月中旬のものが最高と言われている。

瀬戸内のアナゴを蒲焼きにし、「うな丼」のように盛りつけて食べる。

駅弁としても有名で、宮島口駅や広島駅で購入可能。
特に、宮島口駅近くの「うえの」では駅弁の種類を増やさず、「あなごめし」一本で商売を行っている事で知られる。
昔から、地元地御前で、網でなく一本釣りで釣れた穴子だけを直接漁師から買い付けている。

また、上記「うえの」では駅弁の他、店内であつあつのあなご飯を食べる事が出来る。

作り方

まず、アナゴを蒲焼きにするのだが、背開きにして、中骨、頭、尾、ひれを取り、金串に刺して白焼きにした後、砂糖、醤油、みりん、日本酒を煮詰めた甘辛いたれを塗り、照りが出るまで焼く。

途中、何度もたれを塗りながら焼き、3cm程度に切る。

飯は、たれを少し加えて炊きあげ、丼によそおい、焼き上げたアナゴを載せれば出来上がり。
飯にアナゴを混ぜ込む作り方もある。

生姜の甘酢漬けを添えるところもある。

[English Translation]