お年玉袋 (Otoshidama-bukuro (envelopes for money))
お年玉袋(おとしだまぶくろ)とは、正月にお年玉をあげる際にお金(主に紙幣)を入れる袋のこと。
紙製のものが多く、名刺大から封筒のサイズぐらいのものまである。
「ポチ袋」(点袋)と呼ばれることもあるが、この「ポチ」は関西方言で「心づけ、祝儀」を意味し、もっぱら舞妓などに与えていた祝儀袋のことであった。
「ポチ」には「小さな」(これっぽち)という意味があり、「少ないですが」という謙虚な気持ちで与えたのが始まりである。
異説としては、英語の “spot“ (臨時の)、フランス語の “petit“ (小さい)などに由来するという説や、陰嚢ので「タマ」を「ポチ」に変えたという説などがある。