一保堂 (Ippodo (a trade name of a distributor of Japanese green tea))
一保堂(いっぽうどう)は、京都市寺町通二条通上ルにある茶舗。
店名由来
屋号は1846年(弘化3年)に山階宮家から賜ったもので、「茶ひとつを保つ」の意。
営業路線
茶の加工と販売を主な事業とし、百貨店などの販路以外に茶道の家へ茶を収めている。
品揃えは、茶の他に茶器も扱われている。
抹茶は表千家好みと裏千家好みの双方をそろえられている。
近年は公民館などに社員を派遣して日本茶の入れ方や効用についての講演を行なうなど、京都市と協力したイベントも手がけている。
歴史
1717年(享保年間)、京都の寺町二条に「近江屋」として創業し、茶や陶器を商う。
明治時代は茶の輸出卸売としてアメリカ合衆国に茶を輸出していたが、大正以降は茶の小売を主な事業とする。
1964年(昭和39年) に改組し、株式会社一保堂茶舗となった。