京極東宝 (Kyogoku Toho)
京極東宝(きょうごくとうほう)は、かつて京都府京都市中京区新京極四条に所在していた東宝系の映画館である。
歴史
前身は1911年創業の「三友倶楽部」。
1915年火事により焼失するが、1916年「三友劇場」として再開場(1945年閉館)。
1954年12月19日:洋画ロードショー劇場として「京極東宝劇場」オープン。
1973年7月:ビル全面改築を行い再オープン(当時の座席数は418席)。
1996年7月:「京極東宝2」「京極東宝3」を新設。
2005年9月:閉館を発表。
2006年1月28日~1月29日:「街(かわらまち)の灯よ、ありがとう」と題したラストショーを京都宝塚会館と共に開催し閉館。
最後の上映作品は『enRiver of No Return』であった。
また、高知市にあった同じ東宝系の映画館「高知東宝1・2・3」も同じ日に閉館している。
2008年12月11日:京極東宝跡地にホテルビジネスホテル「スーパーホテル京都・四条河原町」がオープンした。
各館の特徴
※地下1階に1が、4階に2と3がビル内にあった。
座席数はすべて閉館時のものである。
京極東宝1
定員308人。
常に洋画と、ヒット予想の高い邦画を上映。
終盤期には、主にTOHOシネマズスカラ座系の作品を上映していた。
京極東宝2
定員139人。
主に日比谷映画→TOHOシネマズ有楽座系の作品を上映。
京極東宝3
定員100人。
主にTOHOシネマズみゆき座系の作品を上映。
※各館とも最末期はドルビーデジタルとデジタル・シアター・システムズに対応していた。