初売り (Hatsuuri (the first sale of the year))
初売り(はつうり)とは、年が変わって最初に小売店が営業を始めることをいう。
通常の営業と異なり、その年1年間の運試しの意味合いをかねた、福袋が販売されることが多い。
正月の初売りに出かけて、その年の初めての買い物をすることを買い初め(かいぞめ)などと呼ぶ。
昔(1980年代頃まで)は、官公庁の業務が開始される(仕事始め)1月4日以降に初売りを行う小売店が多かったが、24時間営業のコンビニエンスストアが増えた現在では、スーパーマーケットや専門店での元日の初売りも珍しくなくなり、元日に休業するほとんどの小売店も1月2日までに初売りを行うようになっている。
ファッションビルや百貨店などでは、近年初売りの後に冬のバーゲンセールを行うケースも増えており、店側はまさに『正月返上』で準備に追われることとなる。
地域イベントとしての初売り
初売りが地域のイベントとして大々的に行われているところがあり、仙台市や佐世保市の初売りが有名である。
詳細は仙台初売り、佐世保初売りの項目を参照。