厚揚げ (Atsuage)
厚揚げ(あつあげ)は、1丁から半丁程度に切った豆腐を油で揚げた食品。
生揚げ(なまあげ)とも呼ばれる。
揚げ豆腐の一種。
日本
油揚げのように、切り分けたり、加工して使うことはあまりせず、そのままの大きさで暖めてショウガ醤油で食べたり、おでんの具材にしたりすることが多い。
また、厚揚げは、油揚げ(薄揚げ)とは違い、中は柔らかいため生揚げと呼ばれる場合もある。
また、絹ごし豆腐を使用したものは「絹厚揚げ」と呼ばれ、通常の厚揚げよりもかなり柔らかい。
作り方は、しっかり水を切った豆腐を半丁程度に切り、180℃から200℃の高温の油で揚げる。
表面が濃いキツネの入った言葉一覧料理になったら、油から上げる。
中国・台湾
中華料理でも類似の豆腐を油で揚げた「炸豆腐」(ジャードウフ、ピンイン)、「豆腐泡」(ドウフパオ、)、「豆卜」(ドウブー、)などと呼ぶものを食材として利用している。
多くは1辺が数センチ程度の立方体や直方体に切った豆腐を揚げており、大きなかたまりのものは稀である。
臭豆腐
また、豆腐を直接揚げるのではなく、いったん植物の発酵液に漬け込んで、風味を付けてから油で揚げる「臭豆腐」(チョウドウフ)という食材もしくは料理がある。
豆腐果(ドウフグオ)
- 貴州省の郷土料理。
正方形の油揚げを網で炙り、間に切れ込みを入れて、唐辛子味噌や刻みネギを挟んで食べる、激辛料理。
鹵味(ルーウェイ)
=- 広東省の潮州料理などで作られる,おでんに似た煮込み料理の具のひとつとして用いる。
阿給(アゲイ)
- 台湾台北県淡水鎮の名物料理。
漢字の料理名は日本の「揚げ」を音訳している。
丸い油揚げをくりぬいて、中に味付けした春雨や筍などの具を詰め、独特の甘辛いたれをかけたもの。