定食 (Teishoku (set meal))

定食(ていしょく)は、日本の飲食店において多く見受けられる料理の提供形態。
主となる惣菜に加え、一般的には白飯、味噌汁(あるいはその他のスープ)、漬物(関西地方では、漬物の代わりに塩昆布や昆布の佃煮が使われることもある)などが添えられることで定食の体を成す。
よって、全てのセットメニューが定食に当てはまるわけではない。
提供する料理の品数を絞ることで調理の効率が上がるので、一般に個々の料理を単品で頼むより安価であることが多く、学生やサラリーマンに人気が高い。

提供店

定食を主として提供する飲食店を一般に定食屋、または大衆食堂と呼ぶ。

オフィス街に位置する居酒屋では、アイドルタイムだった昼食タイムに定食を提供しているところが多い。
モーニングサービスなどのように、提供時間帯の制限が課せられることはほとんどない。

社員食堂や学生食堂でも良く供される。

地域性

沖縄県の食堂でおかずやツルレイシチャンプルーを単品で注文すると、ご飯と味噌汁が添えられ、結果的に定食の体を成していることが多い。
これは、日本本土からの定食文化が定着したものである。
メニュー表にある「おかず」「みそ汁」「ライス」を注文するとご飯が3杯みそ汁が2杯(大小各1)とおかずが出てくる。

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