打突 (Datotsu)
打突とは、剣道における技のことである。
面、小手、胴、突きの四種がある。
面
竹刀で頭部を打つ打突のことで、最も基本的な打突である。
普通は頭部上方を打つ正面打ちが用いられるが、面の側面左右45°を打つ左右面も存在する。
(主に切り返しや素振りに用いることが多い。)
小手
相手の手首を打つ打突である。
胴
相手の胴の部分を打つ打突である。
原則右胴が主流である。
しかし、一時期、面、小手、右胴を隠す三所隠し(または三所よけ)と呼ばれる守り方が横行したため、左胴も用いられるようになった。
後に戦意のない態度として三所隠しが反則とされるようになったあとでも使用されるようになった。
突き
相手ののどを突く打突である。
一応は防具 (剣道)面の突き垂が保護しているものの、外すと危険なので、中学生以下は禁止されている。