日本いけばな芸術協会 (Nihon Ikebana Geijutsu Kyokai (Japan Ikebana Association))
日本いけばな芸術協会は、華道の振興を目的とする日本の財団法人。
1966年に宣仁親王妃喜久子を総裁名誉総裁・名誉副総裁として設立された。
実際の運営をになう初代執行部としては、副会長に池坊専永(池坊)、理事長に勅使河原蒼風(草月流)、副理事長に小原豊雲(小原流)、相談役に山本忠男(池坊)が就任した。
加入は流派単位で、流派の代表者の推薦が必要。
300を越える華道流派が登録しており、会員数は4,000名以上(東部 2,392名 西部 1,786名/2007年時点)。
日本の東部と西部に分かれており、東部の事務局は東京都千代田区有楽町、西部の事務局は大阪市中央区 (大阪市)高麗橋にある。
年表
1966年(昭和41年)
- 財団法人日本いけばな芸術協会として発会。
名誉総裁は高松宮妃喜久子。
1967年(昭和42年)
石坂泰三が副総裁に就任(当時経済団体連合会(経団連)会長)。
1992年(平成4年)
正仁親王妃華子が名誉総裁に就任。
1998年(平成10年)
- トヨタ自動車の豊田章一郎が副総裁に就任(元経団連会長)。
2007年(平成19年) 遠山敦子が会長に就任(元文部科学大臣)。
主な活動
展覧会「日本いけばな芸術展」を主催(2年に1回)
博覧会などに出品。
会報「花」を発行(年1回)
褒章:いけばな褒賞杯
研修・新人育成
いけばなの広報・普及促進(海外を含む)
役員
2007年時点での役員名は、下記の通り。
名誉総裁
- 常陸宮妃華子
副総裁
- 豊田章一郎
名誉会長
- 犬丸直
会長
- 遠山敦子
副会長
池坊由紀
副会長
勅使河原茜
名誉顧問
池坊専永
顧問
- 石川晴彦、服部悦子
相談役
工藤和彦、吉村華泉
理事長
肥原碩甫
副理事長
千羽理芳、野田唐峯