本家西尾八ッ橋 (Honke Nishio Yatsuhashi (Originator Nishio Yatsuhashi))
本家西尾八ッ橋(ほんけにしおやつはし)は元禄2年(1689年)に創業された京都で一番歴史のある八ツ橋メーカー。
季節に応じたさまざま味の八ッ橋を発売しており、八ッ橋に使われる米粉を使った純米シフォンケーキなど新しい商品の開発も行っている。
2007年に発売された「塩八ッ橋」は塩スイーツをはじめて取りれた八ッ橋の老舗として話題に。
創業300年を超える老舗ながらも、常に新しい八ッ橋の提案を行っている。
また八ッ橋を使った様々な菓子を提供する八ッ橋茶屋では、八ッ橋パフェ、八ッ橋ティーなど八ッ橋の新たなおいしさを提案している。
沿革
創業 聖護院の森の黒谷参道にて八ッ橋屋梅林茶店を開く。
文政7年 八ッ橋屋為治郎が熊野神社に祈願成就の御礼に白馬の絵馬を奉納。
明治23年 八ツ橋中興の祖、12代為治が国内外の博覧会に出品し数々の入賞を果たす。
明治38年 京都駅の前身である七条駅で立ち売りを始め評判を得る。
昭和3年 天皇御大典と天覧ならびに多数のお買い上げを賜わる
昭和18年 第二次世界大戦勃発により企業合同を強いられる
昭和23年 戦後本家八ッ橋西尾株式会社を設立。
再びのれんをあげる
昭和44年 京都府より百年以上の老舗として蜷川知事より表彰される。
昭和51年 新製品、生八ッ橋「おまん」
昭和61年 新製品、京のおせん「ひとしれず」発売。
昭和62年 創業三百年記念菓として金箔入り八ッ橋「おひろめ」を発売。
平成元年 創業三百年を迎える。
平成17年 米粉を用いたお菓子「純米シフォンケーキ」発売。
平成18年 祇園店・八ッ橋茶屋オープン。
「ポケット八ッ橋」発売。
「八ッ橋パフェ」も話題に。
平成19年 八条口店・八ッ橋茶屋オープン。
米粉を用いた「ぽんdeまん」実演販売。
平成19年 「塩八ッ橋」を発売。
塩スイーツをはじめて取り入れた八ッ橋の老舗として、テレビ、新聞等マスコミで話題に。
平成19年 最高級の素材を使った数量限定の「かぐわしき八ッ橋」発売。
平成19年 清水坂店・八ッ橋茶屋オープン。
八ッ橋クランチ、豆乳クリームを使った「八ッ橋クレープ」発売。
平成20年 東京駅一番街・キャラクターストリート内にマスコットキャラクターためちゃんを使った「tame cafe(ためカフェ)オープン。