杜氏組合 (Toji Union)
杜氏組合(とうじくみあい)とは、日本酒の酒造技術者である杜氏が作る組合。
原則として杜氏各地の杜氏の流派(または流派)ごとに形成されている。
概要
小さな杜氏集団では、周辺のいくつかの杜氏集団と共同で一つの組合を持っている。
杜氏全体の数が激減している近年、むしろそうした例のほうが多いといっても良い。
歴史
日本酒の歴史明治時代前期から日本酒の歴史昭和時代前期にかけては、激しく資本家である蔵元と労使関係として対立することもあったが、近年はとみに同じ杜氏集団の労務管理、福利厚生、技術の研鑽、後継者の育成などが主な仕事となっている。