棒の手 (Bo-no-te (stick-in-hand performances))
棒の手は、剣術、棒術、薙刀術など日本武術の形を踊りにした伝統芸能日本舞踊である。
各地域にあり、祭礼の際に地域住民の子供などによって披露される。
名称は、棒の手が有名であるが、地域により異なり、太刀踊り、花取り踊り、棒ささら、太刀振り などの名前がみられる。
また、地域によっては武術の名称である棒術をそのまま使っている例もある。
有名な地域に、愛知県尾張旭市、愛知郡 (愛知県)長久手町、豊田市、埼玉県深谷市、千葉県君津市、宮崎県の五ヶ瀬町などがある。
流派
棒の手には流派があり、その多くが日本武術から発生したものである。
大正、昭和初めまで武術として稽古されていて、いまだ芸能化せず、ほぼ武術の流派そのままで伝わっている流派もある。