瀬戸大将 (Setotaisho)

瀬戸大将(せとたいしょう)は、鳥山石燕による妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪で、陶磁器の付喪神(器物が変化した妖怪)の一種。

瀬戸物の寄せ集めのような妖怪が、瀬戸物の甲冑を身に着けたような姿で描かれている。
実際に何らかの伝承を伴う妖怪ではなく、『三国志』の登場人物である曹操と関羽の逸話をもとに、関羽をイメージした創作物として描かれたものといわれており、瀬戸物と陶磁器の2種の陶磁器の激しい勢力争いを描いたものとの説もある。

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