琴伝流 (Kinden School)
琴伝流(きんでんりゅう)は、全国に40万人以上の会員と1万人以上の講師 (教育)陣を擁する日本最大の大正琴流派である。
(有)日本ヴァイオリン研究所大正琴全国普及会が運営し、組織の正式名称は琴伝流大正琴全国普及会。
本社所在地
郵便番号399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂字福岡14番地545
アクセス
鉄道利用の場合
東海旅客鉄道飯田線伊那福岡駅下車、徒歩約20分
自家用車利用の場合
中央自動車道駒ヶ根インターチェンジ下車、伊那広域農道を南下して約15分
全国各地の本部教室
※2005年4月現在
本社工場
東北本部(〒980-0873 仙台市青葉区 (仙台市)広瀬町3番40号 高昇ビル2階)
関東本部(〒192-0045 東京都八王子市大和田町四丁目7番8号)
東海本部(〒460-0022 名古屋市中区 (名古屋市)金山二丁目16番22号 守随ビル2階)
金沢会場(〒920-0855 金沢市武蔵町17-27)
関西本部(〒530-0056 大阪市北区 (大阪市)兎我野町15番13号 ミユキビル9階)
京都会場(〒601-8468 京都市南区 (京都市)唐橋西平垣町1番地 中塚ビル3階)
神戸会場(〒650-0022 神戸市中央区 (神戸市)元町通三丁目12番17号 マルシンビル4階)
中国本部(〒700-0023 岡山市北区 (岡山市)駅前町二丁目2番4号 かもいビル1・2階)
九州本部(〒810-0022 福岡市中央区 (福岡市)薬院一丁目6番14号 ZZZ-2ビル1・4階)
主な特徴
他の流派にはない大正琴アンサンブルというこれまでの常識を大きく覆す新境地を開拓した。
(従来からあるソプラノに加えて、昭和50年代前半にアルト・テナー・ベース、計3種の大正琴を開発した。)
新たな音楽文化の第一歩を踏み出した。
最大流派の優位性を生かして大正琴及び属品の価格も他流派より安く設定し、老若男女あらゆる世代が大正琴を楽しめるよう様々な取り組みをしている。
さらに全国各地で日頃の練習の成果を発表する場としてコンサートを積極的に開催している。
各地区や都道府県単位の発表会から全国大会まで、大正琴の美しい音色(アンサンブル)を聴ける場を多くの人に幅広く提供している。
また本社では大正琴の製造工程が見学できる他、歴代(森田伍郎発明当時の品から現代に至るまで)の大正琴及び古い楽譜やレコードが展示され、大正琴の歴史を知ることができる。
さらにここの見学者は希望により大正琴の演奏を体験でき、これをきっかけに本格的に大正琴を習い始めたい場合はスタッフが全国各地の琴伝流講師陣を紹介してくれる。
なお大正琴及びその属品(楽譜・アンプ・ケーブル・チューナー・各種補修部品等)は一般店頭販売を行っていないが、同社ホームページからも入手できる。
平成18年からは、次世代の大正琴音楽文化を担う後継者育成のため流派を問わず参加できる「全国子供大正琴コンクール」をスタートさせたほか、大正琴愛好者に最も好まれた曲を歌った歌手に贈られる「大正琴音楽大賞」も創設した。
なお「大正琴音楽大賞」の受賞者は、平成18年の第1回が北島三郎(「風雪ながれ旅」で受賞)、平成19年が秋川雅史(「千の風になって」で受賞)。
平成20年には琴伝流会員2,864名により大正琴の一斉演奏のギネス記録(従来記録1,034名)の更新をした。
また、全長210.5cm重さ23.2kgの世界一大きな大正琴もギネス記録として認定され、2つのギネス記録を持っている。
更に、平成20年の5月から6月にかけてANA全日本空輸の国際線機内放送「スカイチャンネル」に琴伝流の大正琴が採用された。