町並み保存 (Townscape preservation)
町並み保存(まちなみほぞん)とは、伝統的な建築等が残る町並みを保存することによって、その町ならではの個性や魅力を再生させ、あわせて住民の生活環境を整備すること。
通常は江戸時代に町の骨格が形成され、幕末から明治・大正時代に建てられた建築がある程度残っている町並みを「歴史的町並み」という。
しかし、明治期に西洋化する中で生まれた神戸や函館などの町並みも保存の対象とされる。
保有の方法には町並み保存地区を指定する、国の重要伝統的建造物群保存地区によるもの、県や市の景観条例などによるものがあるほか、町並み保存会を結成してや町並み保存運動を展開するなどがある。