胡麻塩 (Gomashio (salt with parched sesame))
胡麻塩(ごましお)とは、食塩と胡麻を混ぜ合わせた調味料。
ほうろくやフライパンで作るのが一般的であり、大きく分けると塩とゴマのいずれを先に炒るかに分かれる。
前者は焼いた塩に黒ゴマを入れて水分を蒸発させるまで炒る方法で、後者は炒った黒ゴマに濃厚な塩水を加えて水分を蒸発させるまで炒る方法である。
いずれもゴマ・塩・水の比率が1ずつ混ぜ合わせて炒ると良いとされている。
赤飯や握り飯に振りかける他、ふりかけの代用品として用いられる場合もある。
塩の白とゴマの黒との対比から、白と黒が混じったものの比喩に用いられる。
白髪混じりの黒髪の頭髪を「胡麻塩頭」と呼称するのは、これに由来する。