日葉酢媛命 (Hibasuhime no mikoto)

日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)は、伝説上(記紀)の皇族。
父は丹波道主王。
母は丹波之河上之麻須郎女。
垂仁天皇の皇后となり、景行天皇のほか2皇子・2皇女を産む。

ヒバスヒメは垂仁天皇の皇后狭穂媛命が崇神天皇2年に崩御した後、その遺志により垂仁天皇の皇后となった。
日本書紀垂仁天皇三十二年七月の条によれば、日酢葉媛命が崩御した後の葬儀の際、天皇が群卿にと問うた。
「死に従う道、前によからずということを知れり。今此の行の葬儀に如何にせむ」と問うたので、野見宿禰が進み出て進言したとある。
これより殉死が禁じられ、陵墓には埴輪が立てられるようになったという。

[English Translation]