五百城入彦皇子 (Iokiiribiko no miko)

五百城入彦皇子(いおきいりびこのみこ)は、古墳時代の皇族。
景行天皇の子で、母は八坂入媛命。
同母兄に成務天皇などがいるほか同母弟が5人、同母妹が5人、異母兄弟に日本武尊など68人いるとされる(うち名が伝わっているのは46人)。
父景行天皇は、それらの皇子たちをそれぞれの国や郡に封じたが、彼と成務・日本武尊の3人だけは封じなかったと、日本書紀に書かれている。
そのうち日本武尊は熊襲征討に行かせたことから、彼は万一成務天皇に何かあった場合の予備だったらしい。
子に品陀真若王(応神天皇の皇后仲姫命の父)がいる。

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