代明親王 (Imperial Prince Yoshiakira)
代明親王(よしあきらしんのう、延喜4年(904年) - 承平7年3月29日(937年5月12日))は平安時代の皇族。
醍醐天皇の第三皇子で、母は藤原鮮子。
兄弟に重明親王、雅子内親王、源高明がいる。
官位は三品中務卿。
親王の邸宅は桃園親王と呼ばれた貞純親王の邸宅で、後に源保光(桃園中納言)、藤原師氏(桃園大納言)、藤原近信、藤原伊尹家へ移り、その後藤原行成(親王の曾孫にあたる)の邸宅となり、行成はその邸内に寺を建立した。
これが世尊寺である。
親王の王子は何れも源姓を賜り臣籍降下した。
所謂醍醐源氏で、特に保光王は桃園家の、延光王は枇杷家の祖とされ繁栄した。