勅語 (Chokugo (Imperial Rescript))
勅語(ちょくご)とは、原則として天皇が口頭により発する公務上の意思表示であり、詔勅の一種である。
主に明治時代から日本国憲法が施行される前に出され続けた。
現在では「お言葉」と呼ぶことが普通である。
もともとは中国で皇帝の意思表示を勅と呼んだことに由来する。
勅語を書面に写したものを勅語書という。
勅語書に天皇の親署や国務大臣の副署はない。
ただし、教育勅語は例外であり、書面により発し、天皇の親署がある(国務大臣の副署はない)。
大日本帝国憲法下の勅語には、帝国議会の開院式に発せられるのをはじめ、「青少年学徒ニ賜リタル勅語」など様々なものがある。